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パブリック・ニューサンス

80年代アニメだよ全員集合!

f:id:discozombie:20210916172431j:plainかに三匹さんの本「80年代アニメを観てください」と「ぼくのわたしの80年代アニメ」の二冊を購入し読み終えた。

 

内容よりもかなり気になった部分があって、それは文章がページのノドの部分にまではみ出しているという事で↓

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このようにページの中の部分まで文章がいっぱいいっぱいなのでかなり読みづらい。ここはなんとかして欲しかった。あと表紙と裏表紙と同じ絵なのでどちらが表なのかが解らない。それも明確にして欲しかった。

 

「80年代アニメを観てください」

 

この本は数ある80年代アニメを2020年現在10代~20代の皆さんに無理やり見せて感想を聞いたものである。(冒頭文より)

 

アニメ評論の本というと歴史的観点を取り扱った本が多いなか、これは「感想」を集めたという珍しい本。個人的にはこの感想の中で「ぼくパタリロ!」が取り上げられているのが嬉しかった。アニメ史的に無視されがちなこの作品、80年代のトレンドっぽくグリングリン動いたり作画が凄いとかそういうアニメじゃなくてあまり派手さは無いけどその分ビデオデッキでコマを止めて観ても絵面として破綻していない綺麗な画面が特徴で、それが今の世代が観ても解るってのはやはり完成度の高いアニメなんだろうと思う。

天使のたまご」が単調でうとうとして寝そうになったとか、ああこれは30年以上が経過した今でも変わらないとかとか、80年代のヤンキーアニメ「たいまんぶるうす」が未成年の喫煙やシンナーがアニメで描かれているとかそれはショッキングだと思う。まあこれは時代性という事で…。

あと「幻魔大戦」が『現代でも通用するクオリティ』と評されたのは、さすが当時大予算を投じて作られただけの事はあるなぁと。「幻夢戦記レダ」とか「カムイの剣」とかここらへんのタイトルは今でも通用するみたいだ。

80年代は東浩紀いわく「アニメが一番ラディカルだった時代」だけあって感性的にも今でも通用するんだろう。これが70年代アニメだと多分通用しないと思う。やはり80年代に現在に繋がる源流がある。そう思わされる一冊だった。

 

 

「ぼくのわたしの80年代アニメ」

 

この本は80年代アニメとの個人的な関わり合いについて様々な方に聞いた原稿をまとめたものである(冒頭文より)

 

80年代後半は俗に『アニメ冬の時代』と言われた。”冬”は87年から始まったのだ。

 

らしいんだが確かに80年代の後半というのはあまりこれといった作品が無かったかもしれない。オタク・サブカルの歴史を個人の感想という観点から読み解く本になっていて、データベース的な本や客観的資料が多いなか異色かもしれない。例えば「機動戦士ガンダムは男性よりも先に女性が飛びついた」という説の検証や、80年代前半にガンダムの人気ぶりが新聞にも取り上げられ「何故アニメなんだ、実写でやらないのか?」という批判があったとか、80年代より前になるけど「さらば宇宙戦艦ヤマト」が「特攻精神を肯定する」と言われたり、ああそういう話あったなぁと懐かしく思えた。

昔はインターネットも当然のように無くて、『テレビをつけたらたまたまやってたアニメ』という出会いが大切だった。そして80年代のアニメは自分が幼かった事もあり最終回までキチンと観てなかったり、または観てても記憶から抜け落ちていたり…「GuGuガンモ」の最終回なんかこの本を読むまで思い出せなかった。

またアニメが高品質化しだしたのも80年代の特徴だろう。北斗の拳のアニメ版を初めてみた時、原作そっくりの絵がキチンと動いているのに驚いた。しかも作っているのは当たり外れの大きい東映動画。80年代アニメには「王立宇宙軍 オネアミスの翼」があったり「AKIRA」があったりそれまでの70年代のアニメからは考えられないくらい質が向上した。また漫画原作のアニメも増え原作通りの絵が再現されるという今では当たり前の事なんだけどそれは80年代になってやっと可能になった事で、やはりアニメ史的に観ても80年代というのは凄い時代だった。

 

 

現在でもネット配信で80年代のアニメに触れること出来る機会があるので、若い世代にも「パタリロ!」とか観て欲しいなぁと思う。そういやあこういうスラップスティックコメディというジャンルもめっきり観なくなったなぁ。80年代には沢山あった気がするんだけど気のせいかなぁ?そんな懐かしい気分に浸れる本だった。

漫画らしい漫画がすき。

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今回描いている漫画はとにかく派手な画面にしようと思っている。

読者というのは最初の4ページでその作品にだいたいの見切りを付けてしまう。上手だけどなんか地味な人ってのはなんだろう、作品に<華>が無い気がする。料理に例えるなら精進料理のような。ここで精進料理に例えたのは、それは体に良くてよく出来たものという意味で、なんというか創作系イベントの本なんかそういう意味でよく描けているんだろうけど全体的なイメージとしては地味という作品が多い気がする。肉っ気というかもっと味付けがジャンクでもいいと思うんやが、なんか<綺麗>な作品を志向してしまうんだろうね。綺麗な絵に綺麗にまとまった話。そういう意味で精進料理や。その傾向はおいらが中学の頃行った創作系イベントの頃から30年あまり変わってない気がする。近年ではコミティアからデビューした作家とか編集者が直に引き抜くというケースが増えたけど、それも偏見やけど女性作家が多い気がする。真面目に作画資料を集めて取材して真面目に綺麗な物を作るような、例えるなら森薫みたいな作家。別に森薫をdisるつもりは無いが、あの人みたいな資料を調べて真面目に構築された作品よりも、もっと漫画なんだから派手で荒唐無稽でもええやないかという作品の方が好みや。そういう意味では漫画らしい漫画ってのは昔に比べて減ったなって気はする。

リベラルはリベラルを庇い合う

ある実験のデータで

「高学歴でリベラルな人間ほど貧乏人や低学歴や太っている人間を批判する」

という結果がある。

 

そして同時に

「高学歴でリベラルな人間ほどお互いを庇い合う」

という傾向がある。

 

小山田圭吾の問題も過去に何度も炎上しながら20年以上なんのお咎めも無かったのは、リベラルな上流階級の人間同士の庇いあい、度々貼られたコピペに対しても「馬鹿な貧乏人が何か騒いでる」としか思わなかったんやろな。

 

上流階級の世界はお互いに波風を立てないように、こうグループってのを作っている。そのグループ内部は穏やかでもその外にいる貧乏人や低学歴や太っている人間は激しく攻撃する。

なんだかんだ言って90年代サブカルの人らもグループ作っててんな。その内輪でセンスの良い者同士庇い合って仕事を回したりして。で、そのグループの中で当たり前の暗黙の了解みたいな物があって、だから一見無頼派を気取ってる奴もそのグループの中に居て庇護されてんねんな。そう思うとTwitterで大口叩いているあの人間とかこの人間とかショボく見えるよな。

 

日本のリベラルなんか酷いもので、奴ら何かあると「日本には言論の自由が無い」とか言うてくる。いやその発言が削除されたり著書が発禁にされてないやん。と思うんやが、彼らはTwitterで反論される事が言論弾圧にあたるねんな。

「自分はこんなに正しいのに物凄い数の批判意見が来る!言論弾圧だ!」と言うてるわけや。

「今の日本は第二次大戦前夜のドイツのようだ」とか言うてるんやが、いやゲシュタポみたいなのが居てアンタらの言論を弾圧し拷問とかすんのかよ?発言の自由許されてるやん。

で、あいちトリエンナーレの「表現の自由展」みたいなイベントで津田大介とかが身内のリベラル同士庇い合って右翼の街宣車に対して「自由の弾圧だ」という訳やが批判意見を言うのも「自由」のウチやで。

日本のリベラルが駄目になってしまったのもネットやSNSの登場によりそれまで無視し続けて入れた批判意見ってのが可視化され、そしてそれに対してお粗末な対応しか出来ず、そして強烈な差別意識を持っている事がバレた事につきるな。

四国の平和は俺が守る!

昔、仮面ライダーBLACK RX

「四国の平和はこの仮面ライダーBLACK RXが守る!」って言ったことがあるんだ。

 

『えっ、じゃあ隣接する兵庫県とか岡山の平和は守ってくんないの…?』と疑問にも思ってしまうし実際思った。どうやら仮面ライダーBLACKでは夕張の平和も守ったらしく随分とローカルな平和を守っているんだな。

で、この四国の話も凄く酷くて、この話がオンエアされた当時、瀬戸大橋が出来て話題になっていたから「とりあえず四国で」と言ったらしい。

四国は風光明媚な場所なんでクライシス帝国もつい占領したくなったんだろう。

話の筋書きとしては、瀬戸大橋を爆破して四国を本州から分断し、そして四国に取り付けたロケットで四国を大気圏外に飛ばしてバリアーを張り、そこをクライシス帝国の要塞として使うという計画だ。何度も言うがクライシス帝国がその手にしたくなるほど四国は魅力的なんだな。

それで仮面ライダーBLACK RXの戦いは四国の名所を巡って戦うことになるし、ホテルにも泊まってタイアップする。実に立派なタイアップ。

それで同時に思い出すのがキカイダー01で、この作品では山口県でのロケがあって、ホテルの看板が何度も映されたり、太陽電池で動くキカイダーが自分がピンチになるのを解ってるのに名所の鍾乳洞に入ったり、これもタイアップな作品だった。

それらを考えると近年の仮面ライダーなんか寂しいね。もうロケしなくなっちゃった。

初代仮面ライダーでも「怪人アブゴメス 六甲山大ついせき!」って話で神戸の六甲でロケする話があるんだけど六甲山名物のロープウェイで藤岡弘が『命の危険を感じた』という70年代的な体を張ったスタントをして、まあロープウェイに両手でつかまって、アブゴメスに蹴落とされるっていう名シーンがあるんだわ。

だから地方ロケすると結構みんなハイになっていつもよりはっちゃけちゃうんだよね。

きっとスタッフも「今日は撮影上がったら温泉入れるぞ、そしてたらみんなで麻雀やって酒呑もうぜ」とか言ってるんだぜ。

神戸かわさき造船これくしょん8

先週の日曜日に艦これオンリーイベントに行っていた。

思っていたより人で混んでなくて、これはコロナの影響なのかそれとも艦これがそろそろ人気なくなってきたのかどっちかわからん。

おいらの目当ては鹿島ちゃんの本なんだけど、会場を回ってみて鹿島ちゃんの本は1冊しか無かった。一冊!たったの一冊!

 

あーあ、ソシャゲみたいにキャラが多くなると起こる問題だ。

キャラが多すぎるから1人のキャラで本を作るのがリスクの高い行為になる。だから全員集合みたいな本とかある程度キャラをまとめた本を作るようになる。艦これも初期の頃ならまだ初期艦と戦艦とか扱っていりゃ人気出てた時代があったけど今はもうごっちゃごちゃやし出す方も買う方も困惑やな。そういう自分も第一回東方紅楼夢の時に参加して思ったけどジャンルが一番加熱しているおいしい時期というのは一番最初の頃やねんな。需要と供給のバランスが需要に傾いている時期。まあこんな事わざわざおいらが言わなくてもみんな解っている事やろうけど。

 

買ってきた本のショートレビュー

 

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「3コマ目でオチる女の子はかわいい」

■発行サークル「世間の隙間」

■発行者「蛙山芳隆」Twitter

twitter.com

うーん、「かわいい」というわりに変顔を集めたような表紙はあんま良くないな。

 

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内容はこんな感じで全部3コマで終わる。

毎回艦むすが恥ずかしい目とかテレたりして、それを3コマにまとめているんやが、キツイこと言うとワンパターンすぎるな。叢雲に「クッソカワイイ」というのも、なんか下品や。あまりキャラの描きわけも出来てないし壁サークルだったので買ってみたけどそんないい本じゃなかった。

 

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「艦むすたちの足音」

■発行サークル「みはてく」

■発行者「辻一穂」Twitter

twitter.com

2500円しためっちゃ分厚い本

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本が分厚いんでうまくスキャンできんですまん。

こういう4コマが300ページ続くと思ってくれ。

初期艦から軽巡重巡航空母艦、戦艦、潜水艦、海外艦、海防艦駆逐艦と幅広くキャラは扱っているのでボリュームはあるし、キャラの特徴を掴みたい人にはいいかもしれない。

 

今回はこの2冊だけ。体調も悪かったし早めに引き上げた。

無趣味なんです。

知っている人で30代前半まで和歌山の田舎で働いてて、大阪にやってきて工場で働くようになり、そして工場から疲れて帰って来てテレビをつけたら深夜アニメの「らき☆すた」がやってて、それを観てドハマリして、自分でも絵を描くようになりその人は人生で初めて趣味を持った。

 

いい話だな~とは思うが同時に和歌山時代が気になる。

和歌山に居た時は何の趣味も無くただ灰色の田舎で働いていたのだろうか?

 

「趣味を持て」とよく言われるが、それができない人が居る。

人並みにテレビを観てスポーツやカーレースを観て、しかし大好きという程ではない。映画もとくに見に行かない。美術館や博物館にも行かない。読書もしない。

そういうおじさんが居る。

 

もう時効だと思うんで、話すけどかつておいらが主催した「京都もふもふオフ」でシロクマさん(id:p_shirokuma)をメインに自称非モテの方々を招いてのガチトークというのをやったんや、もう10年以上前の話や。で、その時に集まったシロクマさんと話したいというガチ非モテの方々を観て、そして接して、話してみたんや。

それで思ったのは「彼らは無趣味だ」やったんや。

彼らはオタクでもないしましてやキモオタでもない、平均的なルックスで平均的な体型で特に見た目で嫌われる事はないだろう。しかし彼らには趣味が無い。趣味というか興味があるのは「恋愛」だけという、まあおいらもその彼らと1日くらい話しただけなんでもっとコアに話をすれば彼らの趣味とか興味をもっと聞き出せたかもしれんが、いくら会話を振ってみてもまるでリアクションが無い。リアクションが無いと言うよりリアクションが出来ないというのが正解かもしれん。

この「恋愛」だけに興味のある男性というのはひょっとしたら潜在的に結構な数ではないかと思う。戦後日本のユースカルチャーが<モテ>というのを追求してメディアに煽られネットでも煽られ作られた、凄いぶっちゃけた言い方をすると「セックスにしか関心がない男性」という作られた物なんじゃないかと思う。

昔、知人に「お前は女の話をしない!何故や!ホモかお前は!」と言われたことがある。女の話というのは酒飲んで男同士でやるかっこうの定番ネタや。でもおいらは男同士の猥談って大嫌いやねん。でも女とかセックスの話というのはコ…コモンセンス?って言うんやっけ?まあ男同士ならほぼ100%みんなと通じ会えるネタなんや。

だから女とセックスしか関心がない男性というのはおそろしく空虚やねん。そして彼らは若くて処女の女性とのセックスを熱望している。しかしそんな空虚な男性、女としてもどうとっかかりをつけたらいいか解らんやろ。だからおいらは金銭で結びつける出会い系やデリヘルをおすすめするんやけどな。

 

話はそれるがおいらの親父は離婚して、そして5年前に死んだ。

生活保護を受けていて何度か金が無いといっておいらとかに金の無心に来たことがある。死後アパートの管理会社から連絡があって部屋に立ち入ったら、リサイクルショップで買ったと思われる液晶モニターとDVDプレイヤーがあってエロDVDが沢山あった。パチスロで身を持ち崩して離婚して、そしてこれといって日々を生きる生きがいも無くなり、しかし性欲だけはあってエロDVDは買う。空虚や。もっと死ぬ前に話したかったとか思わんかった。親父も無趣味な人間やったからな。言うことは学校での勉強の話ばかり。それしか言わん。若い頃は車が好きやったそうやけどな。

 

かつてはてなでも非モテ論壇というのが存在したが今ではもう滅亡している。みんな加齢でリタイアしていったんやろう。もしかしたらアンチフェミとしてTwitterで暴れるという新しい趣味を見つけたんかもしれない。

高くてまずいコンビニ弁当、がんばれ土建のおじさん

コンビニで売ってる弁当って値段は高いわまずいわでろくなもんじゃないよな。でもそれを主食としている人らがおる。

それは肉体労働者の皆さんで、朝礼の時間までにコンビニで朝の弁当を買ってトラックの中で食う。昼もコンビニに来て弁当を買ってトラックの中で食う、最後にゴミをコンビニに捨てて夕食をコンビニで買って食う。

1日3食コンビニ弁当で賄っているんや。

いやいや、コンビニ弁当なんか食わんでももっと安くて食べごたえがある定食屋とかあるでと言いたいが、彼ら的にはオーダーして<待つ>という時間がもったいない。それなら出来合いのコンビニ弁当を買ったほうが時間の節約になるし、節約した時間はほんの少しでも肉体の休息時間にあてる。昼間にトラックにDVDプレイヤーが備わっている場合、海賊版の映画を車内で観るというのも彼らのスタイルや。画質も良くない海賊版DVDなんか誰が観るんだろう?と思っていたんやけどこういう需要があるねんな。

それと土建の人らの間での大ヒットアイテムがあって、空調服というのが物凄い普及してんねんな。最初は「こんなキワモノ売れるんかいな?」と思っていたら、もう9割の人間が着用しているんじゃないかというくらい売れている。あるとないとでは大違いらしい。

このコロナウィルスでみんながマスクせなあかん状況で土建の人らは頑張っていると思う。飯も高くてまずいコンビニ弁当で我慢してな。ローソンなんか観ていると深夜に弁当とか焼き鳥は全部処分して朝の6時には店頭に弁当を並べている。多分この時間帯に買っていって朝礼に間に合うようにしているんやろ。

最初、彼らが夕方にコンビニに来てゴミ袋をポイポイ捨ててるのを観て

「何を家庭ごみを持ち込んでんねん」と思い変に思ったが違うねんな。トラックに積んでた弁当のゴミやねんな。だからキチンと買ったコンビニに捨てにきよる。なんともマナーのいい人らや。こういう人らが真面目に地道に社会を支えてんねんな。